【ブログ】「書き続ける」ためのブログの進捗管理

 もう2021年2本目の投稿ってマジ?

 

 ミカグラです。

 さて、このブログ「0と1の間でティータイム」2020年の投稿を振り返ってみたところ、実に55本もの記事を書いていることがわかりました。一週間に1本以上記事を書いている計算になります。暇か?

 そこで改めて気づいたことですが、まとまった量の文章をコンスタントに投稿するのは大変なものです(あたりまえ体操)。そこで今回は、たえず文章を生産していくために、私が実践している、ブログを書くときの進捗管理の方法についてまとめていきます。

 

 

 

並行して記事を書く

 私は、記事をコンスタントに書くために、種類の違う記事を並行して進めています。そのため、普段ブログを書いているときに、下書き機能をフルに使っています。記事を同時並行で進め、下書きにいくつも保存しておく、というものです。

 記事を並行して書くことのメリットは2つです。

 まず、執筆スピードが上がる、というメリットがあります。一つのことを考え続けるのは想像以上に難しい。そんな時には、決まって別の話題について考えます。そんな時に、考える「タネ」があると、とてもやりやすくなります。事前に複数のタネを用意しておけば、その時の気分やコンディションに合わせて、どの記事について文を書くかの選択肢が広がります。長い目で見ればそのほうが効率的です。

 もう一つは、推敲の能率が上がる、という点です。概して推敲というのは、自分の文章をいったん忘れてしまって、できるだけ新鮮な目で読み返したほうが、粗が多く見つかるものです。とはいえ、一つの文章を寝かせる時間にに何もしていないと、ついつい頭の中でその文章について考えてしまいます。ですから、その「待機時間」を、何もせず過ごすのではなく、別の記事について思考をめぐらすことで、強制的に書いた記事を頭の中から追い出してやります。これによって「新鮮な目」を確保し、推敲の能率を上げることができます。

 

記事にマーカーをつける

 並行に記事を書く上では、おのおのの記事がどれだけ進んでいるか、という進捗管理が重要です。そのため、自分は下書きをしている記事のタイトルに、進捗の度合いを表すマーカーをつけています。

 

バージョン1: タネ

 記事を作る上の初めの段階です。ざっくりとした書きたい主張やキーワード、記事の構成を示したアウトラインを、サッと書き出してやります。文の骨組みだけが存在している状態といってもいいでしょう。

 パソコンに向かっていないとき、頭の中で思考をめぐらすときは、基本的にこいつのことについて考えを膨らませるようにしています。骨組みにどうやって肉付けをするかを考えていく、と言い換えてもよいでしょう。

 

バージョン1.5: 成長中

 第一段階から第二段階への移行、いうなればバージョン1.5のような立ち位置のものです。骨組みに頭の中で考えたことを肉付けし、文章にしている途中の状態です。いわゆる書きかけ。ここで「途中」というのは、記事の結びの部分まで到達していない、完結していない文章を指しています。

 私は、できれば文章が出てくる勢いを殺したくないので、こうした書きかけはできるだけ作らず、一気に最後まで書き上げるようにしています。しかしながら、時間切れとかエネルギー切れでどうしても文字がタイプできないときは存在します。そうした場合に、この分類を用いています。

 一つの記事になっていく途中ということで、ここでは成長という言葉を用いています。

 こちらの記事にある「3 とりあえず書いてみる」という章でも、詳しく紹介しています。 

3qua9la-notebook.hatenablog.com

 

 

バージョン2 矯正中

 第二段階です。肉付けがひとまず最後まで終わるとこのフェーズに移行します。

 ここまでの段階で、文章としてひとまずは完成しているのですが、思いつくままに書き殴った文章には、見苦しい部分が多くあります。そこで、章節や段落、文を適切な形へと直していきます。また、章節の表題をつけたり、ブログの場合には文字サイズの変更・太字・文字色の変更といった装飾を施したり、画像を挿入したりするのも、この段階で行います。プロトタイプから完成形を作っていくこの作業をまとめて、私は矯正と呼んでいます。

 文章を書きながら言葉遣い、構成を改めるのは、いうなれば一回に文章をつくる・正しい形に直すの2つを同時に進めていることと同じです。この2つの作業は分けてしまったほうが、結果的には効率的になります。

 矯正がすべて終わって、満足のいく、ひとまずは公開できそうだ、という文章になったら、次の段階へ移行します。まだ公開はしません。

 

バージョン3 推敲待ち

 矯正が全て終わったら、先に書いた通り、いったん記事を寝かせます。「推敲待ち」の段階に入った記事にはしばらく、具体的には最低でも2日は触らないようにしています。理由は、先ほども言ったように記事を忘却し、できるだけ新鮮な目で文章を推敲するためです。

 それでもういちど記事を読み返して、目についた粗を直していきます。

 例外的に、この推敲を通さないときがあります。それはある程度新鮮味が必要な文章です。弊ブログの記事では、「【オンゲキ】Shiny Smily Story [MST] 解説記事」がそれにあたります。流行りのものについて記事を書く場合、その話題が熱いうちに記事を書きたいからです。また、例外的に最後の推敲を通さない記事は、自らの意見をあまり書かずに、事実・情報を書き並べる記事に限定しています。なにか意見を述べる、主張をする記事は、まず公開する前にその真偽を自分で深く検討しなければいけません。こうした時間を十分にとることができない場合には、記事として公開することを避けています。

 

公開

 公開します。たくさん読まれると、うれしい

 

 以上です。

 読んでいただきありがとうございました。物書きをする人の参考になれば幸いです。