ミカグラです。
卒業研究が一段落したので、こうしてまた筆を執る時間が取れそうです。やはり締め切りに追われず気ままに文章をつづるのは楽しいですね。
時にみなさん。
「首舐め」ってご存じですか？
この記事を見ているみなさんなら、当然ご存じだと思います。そうじゃなきゃこんな気持ち悪いタイトルの記事見に来ないだろ。
先日このようなGREAT PICTUREを見つけてしまいました。
スマホ用の壁紙かこと思ってたけどちょっと無理になってしまった pic.twitter.com/Jbi3PXuppC
— とーはん (@nacht0210) 2021年1月2日
まあ端的に言えば強い女がもう一人の首を舐めてる画像ですね。
あー、はいはいはいはい。
え、これよくないですか？
これ良いですよね？
いやめっちゃ良いんだよなこれ……*1
百合カップルに限らず現実世界や創作世界には様々な形のカップルがあるのですが、そうした二人組を描く絵の中で一番好きな構図は首を舐めてるやつですね。なんというか、にじみ出るえっちさを感じますよね。
ということで今回は、首舐めの良さについて書き殴って優勝していくことにするわね……
議論を始める前に
今回の引用RTは百合カップルでしたが、まあ読者のお好きな「2人組」で想像していただいて構いません。人間の性癖には多様性があるので。
首舐めってR指定ないよね？
まず大前提なんですが、首舐めってそれ自体では放送コードに引っ掛かりませんよね。
全年齢対象コンテンツの利点として、他人に共有しやすいという点が挙げられます。たとえば、TwitterでWONDERFUL KUBINAME PICTUREが流れてきたら、ためらうことなくTwitterでRetweetすることができます。だって全年齢対象だもんね。こうして好きなシチュエーションが共有しやすいというのは一つの利点です。
首舐めは「符丁」
で、さっきまで「首舐めは全年齢コンテンツ～」とか言っていた手前で恐縮なのですが、みなさん首舐め以降えっちな展開にならなかったコンテンツ見たことありますか？ないですよね。
2人組の性別によらずなのですが、いわゆる「攻める」側が「受ける」側の首舐める描写って、絶対そのあと[検閲による削除]に続きますよね。まあぶっちゃけて言えば絶対首より下に行きますよね。僕もこのブログ用のサムネを探すために「首舐め」でGoogle検索したらマジでブログには乗っけられないタイプの画像しか引っ掛からなかったので泣いた経験があります。まあそれくらい首舐めって描写は「そのあと」と結びつくことが大変多いと。
いやまあ考えてみればそれはそうで、後ろから首のこと舐めてるやつは絶対今から襲ってやろうという意思にあふれてますよね。というかたぶん頭の中にはそういう意思しかないんじゃないですか。
— Cutesexyrobutts (@cutesexyrobutts) 2020年8月16日
例えばこういうのとか。もういかにして「食ってやろうか」ということしか考えてないですよね*2。てか舐めてるんじゃなくて噛んでるし。もう食ってるし。おいおいおいおいおいおい
で、舐められる側も舐められる側で、「あ、今から食うんだな」ってのを自覚してますよね。いや自覚してなきゃこんな顔しないだろ。今自分がここで、強く嫌と言わなければ、「そのまま進んでいく」んだ、ってのを完璧に「理解ってる」ふるまいですよね。
付け加えると、これがキスとか耳舐めとか身体を撫でるとかだとそうはいかないですよね。これらは全部愛情表現という活動の一環である可能性が捨てきれませんからね。つまりそこで終わり、になる可能性を秘めてるじゃないですか。けど首舐めってもう戻れないですよね。なんたってお互いが「食う」ことと「食われる」ことしか考えてないですからね。愛情とかいう生ぬるいもんじゃないですよマジで。
そういう意味では、首舐めって「符丁」ですよね。もちろんKUBINAME PICTUREにはセリフが入ってないんですけど、今から襲うぞという無言の脅しと、それに対する無言の承諾が感じられますよね。
一枚の絵から「滲み出る」感覚
首舐め絵って、その絵一つに込められた情報量がすごいんですよ。人物が描かれた絵の中に、攻め側の今から目の前の人間をめちゃくちゃにしたいという純粋な欲望があって、受け側が今からめちゃくちゃにされるんだということへの恥じらいと覚悟があって、そうした二人の感情が押し込められてる。動作一つという瞬間を切り取った絵の中に、二人の「そのあと」という時間軸がガッツリと押し込められている。
それに、そうした性描写って大っぴらにできないじゃないですか。でもこの表現ならコードには引っ掛からない。「見えてない」もんね。けど観衆には感情が、時間の流れた先が感じられるんですよ。ここまで濃密で危険な情報を、ひとつに押し込めたっていう動作ないんじゃないですか。
そうした感情が、時間が、たった1枚の静止画から滲み出てくるさまが、たまらないですね……
終わりに
ということで性癖紹介でした。これを機に皆さんKUBINAME PICTUREをたくさんRetweetしていただけるとありがたいですね。
やはり気の向くまま文章をつづるのは楽しい。早く卒研を終わらせて自由な文章が書ける時間をたくさん確保したいですね。
読んでいただきありがとうございました。
