ミカグラです。
最近、ラーメンすすってますか?
今日は、この前思い立って一蘭に行ったときのレポートです。
一連の流れ
券売機でチケットを買います。
味の濃さ、ねぎ・チャーシューの有無などを紙に記入して注文。お水を飲んでラーメンが出てくるのを待ちます。
箸袋の裏にはメニュー表がありますね。
ラーメンが出てきます。
うまい。
替え玉を注文。
うまい。
ごちそうさまでした。
一蘭モデルのここがすごい
いや、こんなクソ記事が書きたかったんじゃないんですよ。
一蘭の味集中カウンターの特徴を描き出すため、今までの流れを、「声を出す」という観点からもう一度見直してみましょう。
まずは注文。食券の購入なので、当然店員に声をかける必要はなし。
味の好みを伝えるときには、机の上にある紙と、座席に備え付けてあるペンを使います。声を出してしゃべる必要はなし。普通のラーメン店では、食券制でも味の好みは口頭で伝えるのが普通ですから、徹底したシステムです。
ラーメンが出てくるまでは水を飲んで待ちますが、なんとウォーターサーバーも各カウンターに一台ずつ用意。冷静に一席一台ウォーターサーバーってすごくね 水を注いでもらうために店員を呼んだり、ピッチャーの水が切れて店員を呼ぶ必要はありません。
ラーメンが出され、食事をしている間も、もちろんしゃべる必要はいっさいナシ*1。
そして替玉の注文は、専用のプレートを所定の位置に置けば、自動で店員を呼びだすことができるようになっています。さらにこのプレートは皿状になっているため、追加注文をしたい場合は、ここにお金とオーダー内容を記入した箸袋を入れることで、追加注文が可能になります。伏線回収!
替玉や追加注文が終わり、ラーメンを最後まで味わって退店*2。
なんと、店に入ってから店を出るまで、一切言葉をしゃべる必要がありません。恐るべき一蘭モデル……。店員と一切話す必要はない、という意味では、飛沫が飛び散る心配はなく、感染症対策にもたいへん有効なシステムです。
イレギュラーの時には?
追加注文をしたいが、箸袋がもうない!という方でも安心。カウンターにある追加注文シートから注文をして、カウンター席にある呼び出しボタンを押して注文すればO.K. 声を出す必要はなし。
しかし、トラブルの可能性はまだまだたくさんあります。例を挙げると、
- 給水所のコップがない
- 箸が置いてない
- ラーメンが注文したものと違う
といったようなものです。このとき、普通の飲食店なら、店員さんを呼び出して対応してもらいます。しかし、一蘭では違います。こうしたトラブルに答えてくれるのは、「サイレントカード」と呼ばれる白紙です。
これを使えば、様々な要望を伝えることができます。いや、ラーメン屋のカウンターに白紙を置く発想……
一蘭のラーメンは他店舗に比べて割高ですが、あの価格にはラーメンそのものだけでなく、ここまで綿密に作られたシステムへのサービス料も含まれていると思うと、この価格もうなづけます。
おわりに
一蘭モデル、意外と侮れない。感染症が流行る中でも、心配なく食べられるラーメンは素晴らしいですね。
お読みいただきありがとうございました。