【自炊】濃厚とん汁の本質情報まとめ

 ミカグラです。

 

 今日は具材たっぷりの豚汁で優勝します。

 ネットで調べると結構高度なアドバイスが出てきますが、今回はあまり複雑なことはやりません(ぼくができないので)。料理が下手でも簡単にできるように書きました。自炊初心者に特におすすめのレシピです。

 特に重要なポイント、本質情報ともいうべき事項は赤太字で示しました。

 

材料(サンプル)

  • 豚バラ 150-200 g
  • キャベツ 1/8玉
  • 玉ねぎ(中) 1/2玉
  • にんにく 4片
  • マイタケ 1/2パック
  • 味噌 適量
  • だし 適量
  • ごま油 適量
  • 塩 適量
  • しょうゆ 適量

 

材料に関して

 まず、豚肉は必ず豚バラ肉を使いましょう。これは本質です。バラ肉は、豚肉の中でも脂が多い部位です。この脂が豚汁の旨味を最大限に引き上げる決め手となります。

 また、豚肉は惜しまずに使いましょう。豚汁の旨味はほとんどが豚肉によるものであるといっても過言ではありません。ためらわずにたくさん入れましょう。

 野菜は好きなものを使うとよいでしょう。今回は、火を通すことで甘くなるキャベツ・たまねぎ・にんにくと、香りのよいマイタケを使いました。

 

つくりかた

  1. 野菜を一口大に切ります。

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    ざっくりこんな感じ。
  2. 鍋にごま油をひいて、野菜を炒めます。中火で、軽くしんなりするまで炒めていきます。炒めることで野菜の甘味が引き出され、さらに香りもよくなるので、よりおいしい豚汁に仕上がります。この段階で塩を振っておいてもよいでしょう。
     野菜に軽く焼き色が付き、しんなりしたら次に進みます。

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    キャベツが柔らかくなっているのがわかると思います。
  3. 豚肉を炒めます。炒めることでよりコクが出ておいしくなります。ただ、お肉の柔らかさが失われてしまうので、お肉を柔らかく食べたいという人は水を入れたあとでお肉を入れると良いでしょう。
     肉の赤い部分がだいたいなくなった段階で次に進みます。あとで煮込んで熱を通すので、炒める段階でしっかり火が通っている必要はありません。

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    ここまでならギリギリ炒め物が食べたくなっても間に合います。
  4. 具材がギリギリ浸るくらいまで水を入れ、さらにだしを加えます。だしは薄味でもOK。豚肉の旨味で十分カバーできます。

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    もう肉野菜炒めには戻れません。

     その後じっくり煮込みます。大事なこととして、煮込みは弱火で、十分に時間をかけて行ってください。最低でも10分程度は煮込むとよいでしょう。根菜がある場合には、それにしっかり火が通っているかがよい判断基準になります。この作業に時間をかけることで、豚肉の脂がスープに溶け出て、旨味が移ります。

  5. 煮込みが終わったら、味噌を入れます。味噌は味を見ながらお好みの量で。お好みで醤油やごま油を加えるのもよいでしょう。香りがアップし、おいしさが増します。

  6. 味噌を溶かし終わったら火を止めて完成。

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    脂がしっかりスープに溶け出ていて、うまそう!

 豚肉の旨味とコクのある味噌が効いたスープはまさに絶品。野菜も甘く、香ばしく仕上がっており、旨味十分のスープとからめておいしく食べられます。

 

本質情報まとめ

  • 豚肉は必ず豚バラ肉を使う
  • 豚肉を惜しまずたくさん使う
  • 煮込みは弱火で、十分に時間をとって行う

 

読んでいただきありがとうございました。