【メモ】秋葉原でキーボードめぐり

雑記というよりもメモ。人に見せるブログの体裁は為していないが、まあ許してほしい。

一応まとめみたいなものを後ろに置いておく。それで許してちょうだい。

 

行ったところ

アキバで PC デバイスを見るときにはビッカメ・ツクモ・アークの3店舗を回ればいいと思う。

 

今日さわったキーボード

Razer DeathStalker V2

今日の本命。以下 DSV2 と書くことにします。

画像は公式サイトから。

キーキャップはなんかふんわりした手触り。なんらかの樹脂なんだろうが ABS とも PBT とも違う気がする。なんだ?

赤軸を打ってみたが底打ちもふんわり。これは Huntsman のころからそう。ただメンブレンみたいなぐにゃっとした感じではなく、底を突くフィードバックはしっかりある。

G913 TKL と比較すると DSV2 のほうがいいと思う。だが値段差が3000円もあるのが気になる。 Razer の製品は出始めにべらぼうに高くてそのあとゆっくり値下がりする、みたいなことが多いので値下がりを待った方がよさそう。

 

Keychron K8 Pro

アークで偶然見つけた。

Keychorn K8 Pro (公式サイトより)

K8 Pro は最近 Keychron が出したキーボード。ミドルレンジの価格帯ながら、同社の高級機である Q シリーズのノウハウが詰め込まれている。

ちょっと触ってみたがもう最高。なめらかなストローク、たしかな底打ち、そしてうまく丸まった音。市販のメカニカルキーボードでこれだけの打鍵体験を味わえる機種はなかなかない。

しかもこれキースイッチが変えられる。英語配列ならキーキャップもかなり自由に選べる。はじめからスイッチやキーキャップを別で買うのであれば、台座 (barebone) だけ買うのもあり。もちろんデフォルトでついてくる Gateron G Pro のスイッチもかなり優秀だし、PBT キーキャップもすばらしいので、そのまんまでも十分使える。

で、これがほぼ2万円なのがすごい。2万円台というとゲーミングワイヤレスとか Varmilo のキーボードとかが並んでいる価格帯。しかしそこらへんのどれよりも安くて、しかもそこらへんのどれよりも打鍵体験がいい。キーボードに2万円を払えて、英語配列さえ許せるなら K8 Pro 以外の選択肢は存在しない。

 

いいものを触った。

 

Logicool G413 TKL SE

ビッカメをふらついてたら見つけたやつ。

公式サイトより

ゲーミングキーボードをうたってはいるが、ゲーミングというにはあまりにもデザインが無骨だなあという印象。いわゆるデスク映えみたいなものは考えられてなさそう。

しかし、剛性の高い天板、しっかりしたメカニカルスイッチ、白色ライティングなど、最低限ほしい機能がしっかり揃っている。この価格帯で PBT キーキャップを採用しているのもすごい。

Logicool G というゲーミングブランドから出てはいるが、しっかり作業用キーボード。1万円で買えるキーボードとしては Razer BlackWidow Lite が頭一つ抜けていたが、良い競合が生まれたという感じ。見た目重視なら BW Lite、機能性重視なら G413 という判断でよさそう。

 

HyperX Alloy Origins Core

前回のキーボード記事でほめちぎった機種。マイナーチェンジ版が出たので触ってみた。

 

3qua9la-notebook.hatenablog.com

キーキャップの材質が PBT に変更された。はっきり言って変更点はこれだけなのだが、キータッチにはかなり大きく響く。特に Origins Core はタイピングにも最適のゲーミングキーボードという認識だったので、この変更はうれしい。

触ってみた感想。もともと最高の打鍵感を誇る Origins Core の欠点であったツルテカキーキャップが改善されて本当に死角がなくなった。旧モデルから3000円上がっているが全然払える。これでキーマップ変更できてしかも光るんでしょ?

1.5万円のテンキーレスキーボードならこれ、という結論がおれの中で出た。この価格帯の鉄板キーボードといえば Majestouch 3 とか Maestro とかだが、これらをすすめる理由がほぼなくなってしまった。打鍵体験も機能性もこれらより上。

 

Logicool G713

店頭にあったのでちょっと見た。

公式サイトより。かわいいね

まず結論から言うと G713 は機能に比して価格がバカ高いので買う必要がない。ただそれにあわせて発売される「白色の PBT キーキャップ」には興味があった。これを手持ちの G PRO に付け替えればかなりいい感じになるはず。日本語キーキャップは各社で規格が全然違ってキーキャップが変えられないのが常だが、さすがに同社内のキーボードなら大丈夫なはずだ。

 

ということで、まず手持ちの G PRO。

スペースバーの部分だけ拡大

スペースバーの長さが 3.75u。ちなみに u (ユー)というのはキーの大きさの単位で、アルファベットが刻印されているキーの大きさを1とする。

対して G713。

真上から撮っとけばよかった~

スペースバーの長さは 4.25u。

 

解散。

 

 

 

あとがき

やっぱりアキバは PC 周辺機器の品ぞろえが全然違う。とくに DSV2 は他の地区には全然おいてなかったのにアキバにはだいたいの店舗にあった。おそろしすぎる。

今日だけでだいたい新製品を触れた。お目当ては DSV2 だったが、触ってみた感想としてはそれよりも Origins Core の PBT キーキャップ版と K8 Pro がアツかった。価格を考えれば Origins Core はかなり優れているし K8 Pro は市場破壊レベルの傑物。

ただ価格に比べ良質なキーボードが多い反面、今後の新作にときめかなくなるのではないかという不安もある。これ以上何を進化させるんだろう……という気持ちはもう生まれつつあるし。もっとも最近は各メーカーが光学式スイッチの開発に勤しんでるので、まだ飽きることはなさそう。打鍵フィーリングと両立したスイッチが出ると良いな。

Corsair K60 OPX は拝めなかったので、また1か月後くらいに暇があったらアキバに向かう予定。

 

そんなところです。

乱筆失礼。

 

 

要点まとめ

  • アキバで PC ガジェットを見るならビッカメ・ツクモ・アーク
  • 1万円のキーボードなら BlackWidow Lite または G413 SE
  • 1.5万円のキーボードなら Alloy Origins Core (PBT)
  • 2万円出せるなら K8 Pro