【WACCA】『インドア系ならトラックメイカー』理論値攻略

 ミカグラです。

 

 音楽ゲームWACCAの新シリーズWACCA Lily』が稼働しましたね。

 

 メインキャラクターに新たにヤンデレ系妹リリィを据え、大幅なUI変更やレート制度の導入、難易度の細分化に加えて、新曲をこれでもかと入れて話題になりました(なったよな?)

 

 版権楽曲の難易度は抑えめの一方で、新たな最高難易度14『GENOCIDER』や『Quon』のINFERNO譜面、またかめりあくんの最高難易度一個下の『THE MUZZLE FACING』が登場し、予想通り、多くのプレイヤーを苦しめていました。ちなみにかめりあはSEGAの円形ゲームでもBPM150くらいの32分を降らせてプレイヤーを苦しめていました もうやめてくれ……

 

 今回は、まさかこの楽曲が大きな壁になることはないだろう、と誰もが思っていた『とある楽曲』を攻略します。

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ジャケットかわいすぎワロタ

『インドア系ならトラックメイカー』です。

 

 12+というなかなかの高難易度で登場したこの楽曲は、ふたを開ければ

  • 序盤からホールドやスライド、スナップの嵐
  • 曲を通してタッチノーツが一切登場しない
  • ラストには隠しコマンドも真っ青の脳トレ超発狂
  • 総ノーツ数497ノーツ(11ミス以上でSSS以下確定)

という超絶わけのわからないものになっていました。WACCA稼働初日(ブログ編集現在)でSSS達成者は39人、理論値達成者に至っては7人という、12+に似つかわしくないひどい有様となってしまいました。るくあんすクンさぁ……

 

 今回はこちらを、譜面暗記特殊運手をガチガチに使って攻略します。

 

※随所に出てくる「オートプレイ」についてはこちらの記事を参照にしてください。

bg-otogame.hatenablog.com

 

 

 

譜面動画

 譜面動画がなかったので、Sirenさんの手元動画を引用させていただきます。

 私が言うのもおこがましいですがSirenさんはWACCAがめちゃくちゃうまいので、この譜面もほとんど見たまま取っています。今回は見たまま取れない人向けの記事なので安心してください。

youtu.be

攻略

1-4小節目

 オートプレイ ここが通らないならまだ早いので地力を上げてください。

 

5-8小節目

 腕をクロスしたくなければ「左→左→右」とか「左→右→右」とかでホールドを取ります。16分くらいならホールドを離しても許してくれます。「タッツ タン タン シュッ」のイメージ。

 

9-10小節目

 それぞれ左だけ→右だけ。オートプレイ

 

11-12小節目

 11小節目は橙スライドと赤スナップの混合です。見たままできない場合は「両手を左に流しつつ押し込む」ようにして取ると安定します。前後の動きはなかなか判定されづらいので、身体ごと押し込むつもりでやりましょう。12小節目も同様「両手を右に流しつつ押し込む」動きで取れます。

 

13-14小節目

 13小節目は橙スライドと青スナップの混合です。ここも、見たままできない場合は「両手を左に流しつつ手前に引き寄せる」ようにして取ると通ります。指を立てて、モグラのように土をかく動作で、奥から手前にかき出す動きをしましょう。14小節目も同様「両手を右に流しつつ引き寄せる」動きで取れます。

 

15-16小節目

 左、右、左、大きくひねって左、右、左、右、大きくひねって右。

 特に小節終わりの大きくひねる部分を頭に入れておきましょう。

 

17-24小節目

 問題の地帯その1。

 見かけ上は緑、橙、緑、橙、……のように交互にスライドが入っているように見えますが、橙の左矢印スライドは上に来ると手を右に動かす形になるため、愚直に「右、左、右、左、……」と動かしているとおしまいになります。

 この地帯は手が「上がる」か「下がる」かに着目します。

 

下、上、下、上、下、上、下、上、(切り替わり)上、下、上、下、上、下、上、下

 

の動きを覚えましょう。特に、18→19小節目、22→23小節目の上下の切り替わりに注意します。

 ちなみにこの地帯はノーツが右下、右上、左上、左下の4方向にしか飛んでこず、またノーツ自体も大きいのでここは譜面を見なくてもできるようになります。なんなら色に惑わされないように譜面を見ないほうがいいかもしれません。

 

25-32小節目

 スライドの判定はそんなに厳しくないのでホールドの頭に神経を集中させましょう。慣れるとオートプレイになります。

 

33-36小節目

 ここからは腕だけでなく身体をしっかり移動させることが大事になります。

 この4小節は「赤スナップ+左側に橙スライド」or「赤スナップ+右側に緑スライド」の配置が降ってくるので、橙・緑どちらが降ってくるかをしっかり覚えるとよいです。以下、まとめ

右、左、右、左(33小節目)

(身体を筐体右に寄せて)、左、右、右(34小節目)

左、右、左、右(35小節目)

(身体を筐体左に寄せて)左、右、左、左(36小節目)

常にノーツに身体を寄せる意識があればいいでしょう。

 ここ慣れないと動きカクカクするんだけど歌で「フロアのあいつはロボットダンス」とか言われて傷ついちゃう ロボットダンスですみません……

 

37-38小節目

 問題の地帯その2。

 「(赤+緑)×6 + 両手緑×2」の配置です。腕ねじ切れるで

 この配置は「3, 3, 2」に切り分けて考えます。

  • はじめ3つは、左手で赤を取って、右手を振り上げて緑を取る。
  • 次の3つは、左手を振り下ろして緑を取って、右手で赤を取る(最後だけ身体が大きく左に傾くのでここは強く意識して力を入れる)。
  • 最後は両手で右に流す。

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この赤を右手で取ることになるので姿勢はきつくなります

 この「3, 3, 2」の切り分けを意識して通します。スライド、スナップの判定は甘いので少し動作がブレるくらいは問題ありません。むしろ向きを間違えてmissを貰うほうが致命的です(ノーツ数が497しかないですからね)。

 ちなみに、6つ目を取るときの姿勢がどうしても安定しない場合は「3, 2, 3」の切り分けで運手を組むことも可能です。しかし、「3, 2, 3」のラストの「3」の部分で「緑+赤の複合→緑2連」と、同じ区切りの中でも違うことをやらされるので、姿勢が楽になった分脳に負担がかかります。個人的には、この後にある例のアレに備えることを考えると、ここでは脳のリソースを使いたくありませんから、多少姿勢を無理してでも頭を使わなくていい「3, 3, 2」を安定させる方法をお勧めします。

 

39-40小節目

 先の2小節がミラー配置で降ってきます。「(赤+橙)×6 + 両手橙×2」の配置です。

 この配置も「3, 3, 2」の切り替え意識で通します。再掲しましょう

  • はじめ3つは、左手を振り上げて橙を取って、右手で赤を取る。
  • 次の3つは、左手で赤を取って、右手を振り下ろして橙を取る(最後だけ身体が大きく左に傾くのでここは強く意識して力を入れる)。
  • 最後は両手で左に流す。

 

41-44小節目

 前述した「16分だけ離す」でも通せるかもしれませんが、移行の距離が遠いうえにこのあと45小節目以下でクロスが必須になるので、ここはクロスで取れたほうがいいです。

 42小節目、44小節目最後の頭上にくる赤青スナップに注意。

 慣れればオートプレイにできます。

 

45-48小節目

 ホールド終わりにスライドがついているのでここはクロス必須です。何度も言及している通り、スライドの判定は甘いので、ホールドの始点でGreat以下を出さないように強く意識。また、スライドであまり大きく手を動かすと次の始点を触って早Greatを貰ってしまうので注意。

 

49-52小節目

 大きくて複雑な動きに見えますが「手の動き」と「身体の動き」に分けて頭に叩き込めが、意外と単純です。

 まず手の動き。「押し、引き、内外内」の繰り返しです。

 次に身体の動き。49小節目から1小節ごとに、右側、左側、右側、左側です。

 この2つがわかれば問題ありません。ね、簡単でしょ?(畜ペン)

 特に「内外内」で焦りすぎて早Greatを貰うことが多いので(5敗)、リズムに乗って歯切れのよい動きをしましょう。ロボットダンス上等!

 

53-56小節目

 手の動きは「押し、押し、内外内」に変化します。

 身体の動きですが、53小節目は身体を右側に寄せて左に傾け、右手が上になるように取ります。54小節目は逆に、身体を左側に寄せて右に傾け、左手が上になるように取ります。「押し、押し」の部分を右手上、左手上、と入れ替えて取る方法もありますが、移行がしんどくて安定しないのでお勧めしません。

 55, 56小節目は、手の位置を「下側、上側、横横横」「上側、下側、横横横」とすればO.K. ここも早Greatに気を付けて、キレのある動きを心がけます。ここ2小節は無理な姿勢にはならず直立でできるので、オートプレイにしたい箇所です。

 

57-64小節目

出たよ……

 圧倒的な認識難で多くのプレイヤーを低ランク・低スコアに沈めるかつてない凶悪配置です。るくあんす、嘘だよな……?

 ここの突破のために使う運手はズバリ「左右完全分業」です。

 57-58小節目を通してよく見てみましょう。

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手前と奥それぞれに注目

複雑に見えますが、赤スナップの位置だけに注目してみてみると、実は左下と右上の2方向にしか飛んでこないことがわかります。この2か所に飛んでくる赤スナップをすべて左手で回収し、右手は緑スライドを取るために、ひたすらリズムに合わせて振り上げます。最後に来る3連の部分は、どちらの手も交互に動かせばO.K.です。

 59-60小節目では、反対に赤スナップは右手ですべて回収し、左手は振り上げていればすべてのノーツを取ることができます。

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右手の動きがイメージできますか?

 61-64小節目では、毎小節終わりに手の切り替えがあります。57小節目から通して切り替えの位置をまとめると、以下のようになります:

 

57, 58(右手振り上げ) / 59, 60(左手振り上げ)/ 61(右手) / 62(左手) / 63(右手) / 64(左手)

 

 切り替えの終わりにある3連は、これまで通り「リズムに乗って歯切れよく」。

 要点を簡潔にまとめると、

  • 緑スライド+赤スナップでは、左手で赤回収、右手は振り上げ
  • 橙スライド+赤スナップでは、右手で赤回収、左手は振り上げ

となります。これなら覚えやすいのではないでしょうか。

 ぶっちゃけどれだけ慣れてもここが一番難しいです。慣れるようになるまで動きを練習し、身体に叩き込みましょう。曲をしっかり聴いて、リズムに乗ることを忘れずに!

 

65-68小節目

 難所を抜けて調子に乗っているとホールドの拍頭を焦って押してしまい早Greatを貰います(1敗) 気をつけようね!

 65小節目からは「8コ目のノーツで青スナップ」が飛んできます。引きの動きは反射で対応しにくいので、覚えておくと吉です。

 

69-72小節目

 ここからはホールドなし。手の位置を適当にするとスライド・スナップが抜けて全部パーになるので、ウイニングランでも気を抜かないで。

 最後に3連外にスライドして終了。お疲れさまでした。

 

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私が7人目です。

 SSS狙い、スコア狙いにも使えますが、捨てノーツ・ごまかしなどの妥協運手は一切ありません。この運手で理論値まで通せます。

 これで、インドア系のキミもトラックメイカーだ!

 

 自己流の運手のほうが安定するぞ!という箇所は、適宜自分なりの運手に置き換えてプレーしてください。自分にあった運手が一番自らのパフォーマンスを発揮できるに決まっていますから。

 

まとめ

るくあんすクンは反省してください。