【HHKB】HHKBのアクセサリを買う基準

久々のブログ更新。前回の近況報告述べた通り、今回は HHKB の記事。有言実行。

 

3qua9la-notebook.hatenablog.com

 

さて、大枚をはたいて HHKB を買った人が直面するはじめの悩みといえば、「アクセサリ多すぎ&高すぎ問題」であることは間違いない。

 

iyusuke.net

 

今回は HHKB の主要なアクセサリについて、買う基準・買わない基準を自分なりに考えた。

 

 

 

参考までに、おれの HHKB 環境を書いておきます。

  • HHKB Type-S 墨モデル 日本語配列
  • 持ち運んでの使用が中心。主な使用場所は研究室・自宅・コメダ珈琲店
  • 現状アクティブなキーボードは HHKB のほかに K380 のみで、据え置き機はなし。

 

 

リストレスト

キーボードの手前に置いて、手を支える器具。

 

happyhackingkb.com より。わかりやすくて助かる~

 

これが必要になるかどうかは、キーボードをどのように打つかによって変わる。

キーボードを打つときに、ノートパソコンのキーボードと同じように手前の面に手首をつけているならリストレストは導入するべき。HHKB は背の高いキーボードなので、天板に手首をつけて打鍵すると手首を反らせて打つことになる。この姿勢は疲れやすく、また腱鞘炎のリスクを高めるのでやめるべき。ちなみに全く同じ理由で、チルトを立てて打つのも身体にとっては悪影響。

反対に、手を浮かせて打ち下ろすようにキーボードを打鍵しているなら、リストレストは必要ない。上から打ち下ろすような姿勢で打鍵していれば腱鞘炎のリスクとは無縁である。

 

リストレストバード電子から純正のものが売られている。

 

 

が、横幅をピッタリ合わせたい!という強い希望がなければ純正を選ばなくてもいい。

 

リストレストのおすすめはこのブログ*1によくまとまっているので、丸投げしてしまうことにする。

 

masayamatome.com

ざっくり、

を選べばいい気がする。

 

 

 

ちなみにおれは FILCO の漆塗りリストレストを使っている。値段は張るものの、肌触りがよく、手汗によるべたつきも少なくていい。とはいえ、取り出す・しまう、がまあまあ手間なので、疲れていないときは手首を浮かせたタイピングをするようにしている。

 

キーボードルーフ

HHKB にかぶせて、ホコリや汚れから守るケース。

 

pfu.ricoh.com より。

 

ぶっちゃけ機能に対して価格が高すぎるので要らないと思う。使っていない間の防塵であれば布をかぶせるか、後述するスマートケースにしまうのが良い。おれも買ってない。

 

 

 

吸振マット

名前の通り、グリップ力を向上させ、ズレや振動を抑えるマット。本体に貼り付けて使う。

振動を抑えるだけでなく、副次的な効果もある。まず、キーボード底面にゴムを敷き詰めることで、打鍵時のクッション性が高まる。また、キーボード底面と天板との隙間が埋まることによって、反響音が抑えられる、という効果もある。

 

個人的にはかなり買いの商品だと思う。メリットが複数あることもあって、費用対効果が高すぎる。

イメージとしては、デスクマットをキーボードに取りつけているイメージ。そのため、HHKB を持ち歩いて様々な場所で使う人には是非ともおすすめ。また据え置きで使う場合にも、デスクマットなしで直接キーボードを机に置いている人は導入を考えてよいだろう。ちなみにおれは研究室にも家にもデスクマットを敷かない。デスクマットの上では紙のノートやルーズリーフが使えないから。

ちなみに吸振マットはチルトを立てると効果がほとんどなくなる。ただ、リストレストの項でも述べたように、そもそもチルトを立てて打鍵をするのはおすすめしない。

 

バード電子による純正品のほか、Coversというメーカーがマットを販売している。大した価格差ではないので、純正のものを買えばいい。

 

 

 

キーボードブリッジ

ノートパソコン上に HHKB を乗せるとき、パソコン付属のキーボードが反応しないようにする道具。

 

pfu.ricoh.com より。こんな感じで使う。

現状おれは Surface を使っているのでこの道具はいらない。通常のノートPCを使っていて、スペースを削減したい人は購入を検討するといいと思う。

 

キーボードケース

HHKB を収納するケース。

HHKB を持ち運んで使うならほぼ必須の道具と言える。HHKB を買う理由の一つがその携帯性であることを考えると、だいたいの人にとっては必要なアイテムなのでは、と思う。

値段と利便性を考えると、純正品のスマートケース2を買うのが一番いいと思う。無印スマートケースのほうが安いのだが、取り出す・しまうときの手間を考えると口が大きい2を買っちゃうのが無難。

 

 

 

Type-C ケーブル

HHKB を有線で接続するための道具。

Classic ではもちろん必要。では無線接続のできる HYBRID や HYBRID Type-S ではどっちでもいいと思いきや、やっぱり必要。キーマップ変更ツールの恩恵にあずかるためには、有線接続が必要だからである。

 

いちおうバード電子からも純正品が売ってはいるが、正直 Type-C につながればなんでもいいので、何でもいい。適当に Amazon Basic とかを買えばいいのではないでしょうか。

 

 

ちなみにおれは HyperX の無線マウスを買ったときについてきたケーブルをそのまま流用している。布ケーブルはいいぞ。

 

単三電池

地味に必須のアクセサリ。HYBRID および HYBRID Type-S を無線で使うには単三電池×2が必要になる。

どうせ買うなら、買い切りの電池より充電して使えるエネループがいい。スタンダードモデルであれば、4本入りと充電器を合わせて4000円ほど。単三電池ならほかの電化製品でもいくらでも使うので、導入してしまおう。

 

 

 

 

こんなところです。

個人的には、Type-C ケーブルとエネループは必須、次点で吸振マット。これらは HHKB と一緒に買いそろえてもいいくらい。そのほかのアクセサリについては、必要になったら買ってみる、でいいと思います。

 

よきキーボードライフを。

*1:記事内では「パームレスト」と呼んでいるが、リストレストと同じものである。