こんにちは!
さて、SOUND VOLTEXにSilentroomさんの新曲、XHRONOXAPSULΞ(クロノカプセル)が収録されましたね!
しかし、Silentroomさんの楽曲が公募作品として入るのは初めてのこと。ボルテを遊んでいる方の中には、なじみのない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Silentroomさんはどんな人なのか?どんな曲を書いているのか?を調べ、まとめてみました!
Silentroom とは?
2012年から2018年までBMSを制作していた作曲家で、ネットレーベル「Unishphere」の主催。
中学生時代からBMSを制作しており、2016年まではpolycube名義、2017年以降はSilentroom名義で活動を行っている。(BMSまとめ@wiki より引用)
Silentroomさんは、なんと中学生から作曲活動をはじめているそうです。若いうちからクオリティの高い楽曲をつくっており、すばらしいですね!
ポップンミュージックのsilent_roomとは同一人物?
音ゲーマーの間で有名な「サイレントルーム」といえば、ポップンミュージックのあのキャラクターですよね。
ポップンの最難関楽曲「ダージュ」や「サイレント」を担当するsilent_roomさんと、Silentroomさんは、果たしてどのような関係なのでしょうか?
調べてみましたが、残念ながらこの2人の関係がわかるようなものは見つかりませんでした……
今後の情報に注目です!
Silentroomさんの楽曲は?
Nhelv
Silentroomさんを代表する曲。ゲームイベント・BOFU2017では個人戦スコア部門優勝という輝かしい実績を持つ楽曲です。
その完成度の高さから現在でも根強い人気を誇り、今ではさまざまな音楽ゲームで遊ぶことができます。
アーケードの音楽ゲームでは
- SOUND VOLTEX
- CHUNITHM
- Arcaea
- Phigros
で遊ぶことができます。
NULCTRL
小気味よい音と、ビートボックスを思わせるボーカルカットアップが特徴的な楽曲です。また、「聴覚と視覚の気持ちのいい同期を意識」し、映像もSilentroomさんが自作しています。Silentroomさんの多才を思わせる作品ですね。
こちらもNhelvと並ぶSilentroomさんの代表作で、アーケードゲームではmaimai, スマホ版音楽ゲームではArcaeaなどで遊ぶことができます。
Red and Blue
スマホ版音楽ゲーム「Arcaea」で遊べるSilentroomさんの楽曲です。
この楽曲は解禁作業によりなんと無料で遊ぶことができます!なんと素晴らしい……
曲名の Red and Blue は、Arcaeaに登場するなぞって操作する「アークノーツ」の色と同じ。そのため、上位の譜面では、複雑な操作を要求されるらしい……?
Aegleseeker
こちらは、独特な世界観の音楽で人気を博する音楽コンポーザー・Frumsさんとの合作。Arcaeaが開催した楽曲コンテスト「Arcaea Song Contest 2020」の特賞作品という、XHRONOXAPSULΞと同様の収録経緯を持つ曲です。
SilentroomさんとFrumsさん、お互いの個性がぶつかった楽曲には、壮大な雰囲気がただよっています。最高難易度であるFutureの難易度は、「特賞」にふさわしい最高レベルの11。
この楽曲は有料での解禁となります。さらに、特殊な解禁情報が必要らしい……?詳しくはこちら!
Arcaeaではさらに、Silentroomさんの書下ろし楽曲として Lethaeus、Fallensquare の2曲が楽しめます。Silentroomさんに興味を持った方はぜひ、Arcaeaを遊んでみてはいかがでしょうか?
Protoflicker
スマホ用音楽ゲーム「Lanota」で遊べる楽曲です。ゆったりと、しかし複雑なリズムが聴く者をとらえる、魅力ある一曲。
なんと、こちらも無料で解禁することができます!楽曲がイイ!と思った方は、ぜひLanotaをプレイして解禁してみてはいかがでしょうか?
F1055
こちらはスマホ用音楽ゲーム「Tone Sphere」で遊べる楽曲です。エフセンゴジュウゴ、と読めそうですが、この曲名は「フロー」と読むそうです*1!
曲評については、自身もコンポーザーとして活躍するTone Sphereの運営・Staさんの言葉を借りることにしましょう。
SFイメージということで、後半の空想モータースポーツのようなスピード感と開放感が素晴らしく、ドラムンベースというよりはブレイクスに近いアグレッシブなリズム感を持ち、フューチャー系のビッグコードの王道をやりつつもシカゴ系のつんのめったビートを取り入れたりと、奥行きのある世界観が感じられます。
技巧面では、ドロップ前のライザー(ギューンとピッチが上がっていく音)を経過音/テンションとして使うことによって、曲の波を効果的にアゲつつもジャジーさをより増している印象です。
X7124
アーケード音楽ゲーム「CHUNITHM」で遊べる、Silentroomさんのオリジナル楽曲。
この曲名は、なんと「エクストラ」と読むそうです*2!F1055と同様に、難しい読み方をする曲ですね。
最高難易度MASTERのレベルは、最高レベルである15。かなり難しい譜面なので、まずは下の難易度から遊ぶのがよいでしょう。
晨星ト鵺
こちらはアーケード音楽ゲーム「太鼓の達人」に収録されたSilentroomさんの楽曲。太鼓の達人でも、Silentroomさんの個性は健在です。
これまた読みにくいタイトルですが、「しんせいとぬえ」と読みます。
太鼓の達人では、解禁なしですぐに遊べます!しかし、上位譜面の難易度はなかなかのもの。腕に自信のある方は、プレイしてみては?
SilentroomさんのCDが買える!?
そんなSilentroomさん、なんと自身で音楽アルバムを販売しています!
こちらのアルバムには、表題曲の「Raimbow Frontier」のほか、先に紹介したNhelvやNULCTRL、Protoflickerのロングバージョンなど、全12曲を収録。「聴きごたえ抜群」のアルバムになっています。
Silentroomさんのアルバムを買って、Silentroomさんの世界に深く入ってみませんか?
まとめ
いかがでしたか?
Silentroomさんは、さまざまな音楽ゲームに曲を提供しているのですね。
さて、近年のSOUND VOLTEXにおいては、最優秀賞をとったコンポーザーが書下ろし楽曲を書く風潮があります*3。ということは、Silentroomさんの書下ろし楽曲が、SOUND VOLTEXで遊べるかもしれません!
そんなSilentroomさんですが、2022年夏をもって、音楽活動を縮小してしまうそうです……
来年前半くらいで音楽活動を一時的に縮小しようと思ってるんだけど(生活の事情)、その間に音楽以外の自分が知らないことたくさん経験したり勉強したりしてみたいな〜 世の中自分が知らないおもしろいことが多すぎる
— Silentroom (@plcube) 2021年6月2日
しかし、完全にやめるというわけではないので、これからもSilentroomさんの楽曲を聴く機会はあるでしょう!
また、「音楽以外の自分が知らないことたくさん経験したり勉強したりしてみたい」ということで、これによりSilentroomさんの楽曲がさらにパワーアップすることでしょう!
Silentroomさんの今後の活躍に期待しましょう!!
ありがとうございました。