新しいトラックパッドを買った。

本来ならそもそもどうしてトラックパッドを買うのか、マウスじゃダメなのか、どんな人はトラックパッドを検討すべきなのか、などなど書きたいことがたくさんある。ところがおれが購入した PERIPAD-506 のレビューが全然なくて困った。というわけで、いったんこの製品のレビューをひとつの記事にして公開し、トラックパッドそのものに関する論考は別の記事として書くことにした。
純正のトラックパッドが出ている Mac PC と違って、Windows 用のトラックパッドはあまり選択肢が多くない。トラックパッドを探している同志にとって有用な記事になればよいなと思う。
大版で軽量なトラックパッド
タッチパッドの広さは 135 mm x 116 mm と結構広い。試しにキーボードの横に並べてみるとこんな感じ。

小さすぎて困る、ということはないはず。
重さは 106 g と、携帯するにも十分な軽さ。底面にはゴム足もあるので、机に置いてズレる心配もない。そもそも左右に大きく力をかけて引きずるようなデバイスでもないし。
有線接続
接続は有線オンリー。ちゃんと Type-C ケーブルでつながる*1。
このケーブルは右からつなげる。右利きでマウスの代わりに使ったり、ノートパソコンのようにキーボードの下に置く人にとっては嬉しい設計。ただ、マウスと併用して左側にトラックパッドを置く人や、あるいは左側をあげてチルトをかけたい人には不便になる。この場合には、たとえば L 字ケーブルを使うことによってなんとかできるかもしれない。

無線バージョンの PERIPAD-706 を買えばケーブルの位置問題も解決可能。しかし現時点では入手が難しい。そもそも無線バージョンはバッテリー駆動だという話もあるので、リチウムイオンバッテリーの世話をしなくていい有線版もそれはそれで良いといえる。
反応よし
タッチパッドの反応は良好。
通常用いるタップやスワイプだけでなく、 2 本指でのピンチイン・ピンチアウト、さらに 3 本指・4 本指のタッチにもちゃんと反応する。ここらへんの品質は問題なし。
3 つの物理ボタン
このトラックパッドには物理ボタンが 3 つある。それぞれ左クリック、ホイールボタン、右クリックの役割をする。

これが意外と便利。たとえば、トラックパッドにおけるドラッグアンドドロップは「 2 回タッチ→移動」でできるが、長い距離をドラッグする場合にはやや不便。そんな場合に物理ボタンがあれば、ボタンを押しっぱなしにして長い距離を動くこともできる。横や縦に複数のディスプレイを置いている場合は特に便利だ。
クリック音はふつうのマウスに比べると少し大きい。とはいえ職場で使うにはあまり困らないと思う。そもそも普通のクリックであればタッチだけで操作できるしね。
背面のスライド式スイッチで、物理ボタンの機能をオフにすることもできる。物理クリックが要らないなと思う人は、誤作動防止のためにカットしたほうがいいかもしれない。
ドライバーレス
専用のソフトなどはなく、パソコンにつないだら設定なしですぐに使える。いわゆるプラグアンドプレイ、というヤツである。外部ソフトが導入できない環境でも安心である。
細かなカスタマイズは、Windows の標準ソフトから行える*2。2 本指によるスクロールの向きや、3 本指・4 本指のジェスチャなど、設定できることは多い。独自ソフトを使うよりもこっちのほうがセンスが良いように思える。
以上、Perixx PERIPAD-506 のレビューでした。大きく目を引く特徴はなくても、しっかりした作りで使いやすい、というまさにメイドインジャーマニーの象徴的製品。
これでお値段 4499 円。ちょっといいマウスと同じくらいの値段。最近はやりのトラックボールや、あるいはゲーミングマウスよりはずっと安いといっていい。
Windows 機でトラックパッドを導入したい人全員におすすめ。そのうち無線版も出ると思うので、デバイスを無線で揃えたい方はそちらも検討してみてください。
