はてなブログのアクセス解析を見ていると、自分が手なりで書いたキーボードの記事がそこそこ見られていることに気づいた。とはいえ自分が書いたキーボードをおすすめする記事はけっこう昔に書いたもので、いま見返すとかなり情報が古くなっている。いちばん新しい記事はこれだけど、いまいちよくまとまっていないなあと感じる。
3qua9la-notebook.hatenablog.com
年月が経ってブログの更新頻度も落ちたことだし、リハビリもかねてキーボードの記事を書くことにする。生活が変わったとか単に興味があるとかで、良いキーボードが欲しい!という人の参考になればと思う。
この記事では配列がどうだとかスイッチの機構がどうとかの詳しい話はしないことにした。キーボードについての解説記事はいろんなところにあふれているのでそれを読んでほしい。とはいえ読者に放り投げっぱなしでは不親切なので、いくつか記事を紹介しようと思う。
キーボードのサイズについて。フルサイズとかテンキーレスとか 60% とか何?って人向け。
日本語配列と英語配列の違いを解説した記事はこちら。
キースイッチについてはこの記事が詳しい。
※記事本文に埋め込まれているすべてのリンクはアフィリエイトリンクではありません
なんでもいい人へ
いやそんないいキーボードとかいらんねん、金ないねん、とにかく外付けのキーボードが買えればええねん、という人に向けて、安くてはずさないものを簡単に紹介。
据え置きで使うなら Logicool K295 を買いたい。お値段 3,000 円程度。

この価格帯なら「キーを押したらまっすぐ下りる」だけで高評価(キーのぐらつきがひどすぎてそれすらできないキーボードが多すぎる)。加えて打鍵時の音も静かで、普段使いで困ることはないでしょう。この価格で USB レシーバーによる無線接続に対応しているのもすごい。しかも電池が恐ろしいくらい持つ。
携帯性を重視するなら Logicool K380s がダントツでおすすめ。Amazon だとだいたい 4,000 円とちょっとで買えるくらいです。

安くて持ち運び可能なキーボードって薄っぺらくてすぐしなるし、なんならパキっと割れそうで怖いんだよね。その点 K380s は分厚さがあって雑に扱ってもカバンに放り込んでもいい安心感がある。接続方法は bluetooth による無線接続だが、別売りの USB レシーバーを使ってて低遅延の無線接続を行うことも可能。
REALFORCE

ぶっちゃけ、予算があるなら迷わずにこれを買えばいいと思います。打鍵の気持ちよさ・堅牢なボディ・静穏性・ソフトウェアを含めた使い勝手、のすべてが程よく良い。
現行製品のなかで最も新しい製品シリーズは REALFORCE R4 で、すべてのモデルが無線接続対応。ほかにも、近接センサーにより手が近づいたら自動でスリープ状態から復帰する便利機能もついている。
ただし標準的なモデル REALFORCE R4HC21 でお値段 36,850 円。

高すぎワロタ
最新版でなければ R3S シリーズがおすすめ。有線接続専用だが、そもそも REALFORCE はめちゃめちゃ重いので無線のメリットが薄いし有線でいいと思う。静音スイッチ搭載モデルを買うとして、 REALFORCE R3SC21 ならお値段 23,980 円で比較的手の届きやすい値段になる。ただし記事執筆時点では欠品が目立つので、再入荷のタイミングを狙おう。

REALFORCE を安く手に入れたいなら、ハードオフやパソコンショップなどの中古ショップで在庫を探すという手もある。中古に抵抗がないなら探してみてはいかが。
メカニカルキーボード
多すぎて滅
メカニカルの高級キーボードといっていま有名なものといえば WOBKEY Rainy 75 だろう。アルミ製の重厚な筐体と雨音のような打鍵音で最高の打鍵体験を得られるとしてにわかに人気になっている。その分お値段も高く、 Amazon で 27,720 円。

かな印字がでかくて目立つ、あるいは色使いがニブいなどで日本語配列モデルの配色が気に入らないという人もいるかもしれない。そういう場合には代替案として、プリンストン UP-MKGA75MTL-J を検討してほしい。アルミ製の黒ボディという部分は共通しているが、本体デザインは格段に洗練されていて、また打鍵感にも妥協がない。ただやっぱりお値段は高くて、記事執筆時点で 28,980 円。

予算をもう少し下げていい製品を探していこう。たとえば大きめの量販店なら必ず売っている iKBC CD87 はシンプルながらそつなく、しっかりとした打ち心地が楽しめるキーボードである。自分でキースイッチを買って付け替えることも可能。

同じ価格帯の選択肢としては AIM1 瞬(またたき)も候補に入る。これは後述するラピッドトリガーという機能を備えたゲーミングキーボードではあるが、それなりに心地のいい打ち心地とかなり洗練されたデザインが 1.5 万円で買えるということでゲームをしない人にもおすすめできる。

ちょっと変わった選択肢として TURTLE BEACH Vulcan II TKL Pro というものもある。まるで浮いているかのようなキーキャップと透明なスイッチによって、ライティングを付けるとキラッキラのピッカピカになるという、とにかくキーボードを光らせたい人向けの製品。定価は 2 万円を超すくらいだが Amazon では値崩れに値崩れを重ねており、おおよそ 1.0 万円くらいで買える。

いくつかオススメを挙げたが、現状コストパフォーマンスという観点で言えば Keychron C3 Pro を超える機種はないだろう。使いやすいテンキーレスサイズと日本語配列ながら、そつのないデザインとしっかりした打鍵感を備えている。キースイッチを変えられたりソフトウェアでキー配置を変えられたりと、最近の高級キーボードによくある機能も満載。それでいて値段はなんと Amazon で 8,910 円。さらにスイッチの音を極力なくしたいという人には静音モデルも用意されている(9,680 円)。

良いキーボードってどんなもの?というのを知りたい人がまずはじめに買うなら、必ずKeychron C3 Pro をおすすめする。というか、1 万円で買えるキーボードでこれよりいいものは存在しないと思います。
ロープロファイルキーボード
上で紹介したものたちはいずれもキーに高さがある、デスクトップパソコン時代の規格に沿ったキーボードである。しかし、ノートパソコンのシェア拡大もあり、背の低いキーボード、ロープロファイルキーボードの需要が高まっている。
しかしいっぽうで高級化の波もあり、最近のロープロファイルキーボードは軒並みものすごく高い。この記事では比較的買いやすいロープロファイルメカニカルとして、Logicool G515 を紹介しておく。無線接続にも対応していてかなり満足感は高いはず。

ラピッドトリガーキーボード
多すぎて滅
いまさらラピッドトリガーについて説明するのも手間なので、知らない人はたとえばこういう記事を読んでもらうのがいい。入力感度があがったスイッチでキーの入力やリリースの検知が早くなる機能で、パソコンでゲームをする人向けのもの、と考えてくれれば。
金ならいくらでも積める、一番いいものをくれ、という人には、ラピッドトリガー原点にして頂点のメーカー Wooting から出ている最新版、Wooting 60HE v2 が最上の選択肢といっていい。しかしまあちゃんと高いし、大人気ゆえに供給も安定していないというのが現状。

性能・デザイン・打鍵感・価格・入手性などを総合的に考えたときにもっともおすすめできるのは、Pulsar から出ている Pulsar PCMK 3 HE ではないでしょうか。普段使いでも快適なテンキーレスサイズとデスクスペースを節約できる 60% のふたつがラインナップされているので、好きな方を買おう。

低価格で性能に妥協しないいわゆるコスパ枠も紹介しておくと、 MCHOSE ACE60 Pro なんかいいかなと思います。ラピッドトリガー機能を 1 万円足らずで買える(性能以外の面もまあ悪くはない)と思えば安いといっていいでしょう。

おわり
良いキーボードをはじめて買ってみたいな~って人は Amazon で Keychron C3 Pro をポチるのがもっともいい選択な気がします。キースイッチを変えてみるなどをするとメカニカルキーボードの世界にハマってしまうかもしれないね。金持ちは REALFORCE 買えば OK
世界情勢も相まってキーボードはガンガン値上がりをしています。でも、現代にあってものを書く上でキーボードに触らずには生きていけないわけだから、ちゃんといいものを使いたい。引き続きいいものを探す活動は継続していきたいな~という所存。また気が向いたら書く。
こないだ書いた高級キーボード HHKB についての記事をついでに宣伝しておこうかな。興味のある人はこちらもどうぞ