【自炊】自炊の最適解は「みそ汁」だった

 

23歳一人暮らし異常独身男性による、みそ汁激推し記事

 

 

みそ汁生活のメリット

時間がかからない

自炊に凝りだすと結構時間がかかりますが、お味噌汁だけなら20分もあれば満足に作ることが可能です。食費は抑えたいが、料理に時間をかけたくない、という人にオススメ。

 

飽きない

日本人にとって白米は飽きない食材として有名ですが、なんとみそ汁も毎日飲んでも飽きません。不思議だ。そういうわけで、どれだけ連発しても大丈夫なメニュー。

 

迷わない

献立を考えるのって、面倒ですよね。でも、ごはんとみそ汁だけなら迷いようがないですから、献立に迷う時間も削れます。具材も、このあと紹介する方法をとればほとんど迷わずに済みます。

 

失敗しにくい

みそ汁には基本的に*1何を入れても合います。さらに調理もほとんど難しいことはありません。料理をこれから始めよう、という人にオススメ。

 

健康的

ごはんとみそ汁だけで、必要な炭水化物、たんぱく質がしっかりとれます。野菜を入れれば、ビタミンもしっかりとれます。

 

素材をえらぼう

みそ

好きなものを使えばいいと思います。あえて一つあげるなら、ベーシックでどんな食材にも合う信州味噌がおすすめ。だし入りの液体味噌でもOKですが、個人的にはちょっと砂糖の甘味が強いかな、という印象。

 

私のお気に入りはマルコメの「プラス糀 無添加 糀美人」。くどくなくやさしい甘みと味噌のやわらかな味わいが、素材の味と共存しておいしい。

www.marukome.co.jp

 

だし

できるなら、鰹節や昆布を買ってだしを取るのがオススメ。楽な方法をとるなら、白だしを一本買うと良いでしょう。

白だしのチョイスはお好みでどうぞ。万能性を重視するなら昆布だしがいいかもしれない。

私が最近ハマっているものはこれ。深い昆布だしの旨味と滋味が、みそ汁の味に奥行きを与えます。

www.bellfoods.co.jp

 

具材

基本的には、買い物に行ってその時の判断で決めます。

 

とくに買ったほうがいいもの

旬の食材:おいしくて安い。

割引食材:安い。

レギュラーメンバー:固定の食材を決めておくと安定感が増す。私は玉ねぎ・まいたけ・油揚げを固定にしています。

 

 

つくりかた

具材を一口大に切ります。にんじんや長芋など、皮をむいたほうがいい野菜は、皮をむきます。

大根の下茹で、れんこんのあく抜きなど、下処理が必要な食材は、下処理をします。

 

一部の具材は、好みにあわせて事前に炒めるとよいでしょう。ごま油を使って、軽く焼き色がつくまで炒めます。食材を炒めることで、みそ汁のコクが増します。

具材を鍋に入れたら、水とだしを入れます。計量カップは使わず、実際に使うお椀を代わりにしましょう。お椀1杯の水で、だいたい1.5杯分(1杯とちょっとおかわり)に相当します。だしの量は、鍋からすこしすくって口に入れてみて、ちょっと薄いかな、と感じる程度でいいと思います。

ひと煮立ちしたら、根菜が入っている場合は固すぎないかを確認。それが良ければ、火を止めて味噌を溶かし入れます。味噌は完全に目分量でOK。味見をして好きな濃さに合わせましょう。

 

つくりかたの例:菊芋のみそ汁

本日の具材はこちら。

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ちゃんと並べました

各具材の解説

九条ねぎ(左上):風味と辛味がいいアクセントになるのでよく入れている。色もあざやかでバエる。

まいたけ(上):レギュラーメンバーその1。いい香りを担当。

玉ねぎ(右上):レギュラーメンバーその2。やさしい甘味を出してくれる。

油揚げ(左下):レギュラーメンバーその3。

菊芋(下):謎の食材枠。芋って書いてあるからなんかじゃがいもとかとおんなじ感じでしょ~ワラ

 

包丁(右下)は食材ではないです。

 

まず玉ねぎ、油揚げ、菊芋をひとくちサイズに切ります。まいたけは手で裂きます。

 

次に、切った具材を炒めます。そのまま煮てもいいけど、私はサッと具材を炒めて、色をつけるのが好き。今回は、菊芋を先に炒めて油と絡め、そのあと玉ねぎ・まいたけ・油揚げを入れてサッと火を通します。

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だいたいこれくらいの色になったらOK

 

これができたら水とだしを入れて、弱火でひと煮立ちさせます。

おだしの量はお好みで大丈夫です。あとから入れる味噌の量を調節すれば、ちゃんとバランスはとれます。

 

味噌を溶き入れて完成。必ず火を止めてから味噌を入れましょう。みそに火を入れると風味が飛んでおいしさ半減。

味噌の量もお好みで。少しずつ入れて味見をすれば、失敗することはないでしょう。

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これくらい。色で判断してもいいかもね

 

お椀によそって、ネギを盛ったら完成。

 

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よし。



その他のメニュー

みそ汁から始めるヴァリエーションを、ご紹介

 

味噌煮込み

水を減らすと汁物がおかずに早変わり。比較的やりやすい応用メニュー。

 

カレー

最後に突っ込むものが味噌からカレールウに変わるだけ。かんたん。

 

うどん

味噌を入れる前にうどんを入れて、ゆでるだけ。豚汁との相性が特によいですね。

 

雑煮

味噌を入れる前におもちを入れて、煮込むだけ。うどんもそうですが、これはお米を炊く必要がなくなるので、洗い物が減って嬉しい。

 

はるさめスープ

味噌を入れる前に(略)。低カロリーの食事を目指したい人へ。

 

 

まとめ

  • みそ汁は一人暮らしの強い味方!
  • みそ、だし、具材は好きに選ぼう!
  • みそ汁ができればみそ汁以外にもいろんなメニューが作れる!

 

みんなもみそ汁、つくろう!

 

*1:「基本」から外れるものとして、いちごジャムやコーヒーゼリーなどがあげられます。