ミカグラです。B4UT Advent Calender 2020に向けて、4回目の投稿となります。
12月も後半戦になり、厳しい寒さが身体を刺すほどの季節になってきました。また、なかなか出歩かずに食べるばかりで、体重が気になる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんなあなたにおすすめなのが、ゲームセンターのダンスゲーム・Dance Dance Revolutionです。
みんなも、Let's DDR !!
……といっても、DDR、難しいですよね。
DDRを始めたての初心者にとって始めにぶち当たる問題、それは「そもそもどうやって譜面を処理すればいいかわからない」。これは音ゲー未経験者だけでなく、他ゲーでEARTH POWERを高めた音ゲーマーにとっても同じです。IIDXやボルテならホームポジションと呼ばれる初期位置があるし、チュウニズムやjubeatならなんか降ってきたところを押せばできる。けどDDRは、そもそも2本の足で4つのパネルを踏まなければいけないから、身体を固定して譜面を捌くことができず、大変。
そこで今回は、DDRの基礎の動き、ステップに的を絞り、DDRのやり方を解説していきます。
この記事で、DDRをやりたい!という方の後押しができればと思います。
DDRの基礎の基礎
DDR初心者がまずやってしまうこと、それは「足を中央に構える」ことでしょう。
中央にある銀色の部分(銀パネ*1と呼びます)に両足をそろえて立つ。あるあるですね。そして、中央から足を出してパネルを踏み、また足を中央に戻す、の繰り返しで踏む。
このスタイルでは、思うように譜面を捌くことができず、DDRを十分に楽しむことはできません。おすすめの足の位置、いわばホームポジションは、左足を左パネル、右足を右パネル、です。
DDRにはIIDXの空POOR(ノーツのない部分で鍵盤をたたくとゲージが減る)のような概念は存在しませんから、最初からパネルを踏んでいても問題ありません。だったら、ノーツが降ってこない中央の銀パネに足を置いておくのは損ですよね。さらに、足を開いて構えたほうが、狭い銀パネに足を置いて立っているより、身体が動かしやすくなるというメリットもあります。
そしてもう一つ大事なこと、それは、パネルを踏んだ後の足は中央に戻さず、そのパネルを踏んだままにしておくことです。踏んだ足を中央に戻してしまうと、無駄に体力を消費するし、また不格好にもなってしまいます。踏んだパネルは戻さず、これだけでグッと踏みやすさが上がります!
初心者が意識するべきDDRの基礎の基礎は、
- はじめの足の構えは、左足を左パネル、右足を右パネル
- ノーツを踏んだ後は、足を中央に戻さない
の2つです。
ちなみにある程度レベルが上がると、ショックアローというパネルを踏んでいるだけでミス判定を喰らいしかもちょっと譜面が見えなくなるというゴミカスノーツが降ってくるのですがまあ当分気にする必要はないです。
交互に踏む
ホームポジションを身に着けた後次に意識することは、できるだけ交互に踏むことです。
こんな配置を見てみましょう。
はじめてのうちは、思わず全部左足で踏んでしまいそうな配置。ですが、ここは左矢印を左足、上矢印を右、つぎの左矢印を左、と交互に踏んでみましょう。足の移動が小さくなって体力を節約できるほか、ダンスに近い動きになって、楽しくなります。
初めての時には低難易度を選ぶことが多いでしょう。こうした難易度であれば、ノーツは間隔をあけてゆっくり降ってきます*2。この時から交互踏みを意識すれば、上位の譜面も踏みこなすことができます。
DDRの基本は交互踏み、を押さえておきましょう。
ビジステップ
続いては、初心者から初級者への第一歩である、ビジステップを紹介します。
ビジステップというのは、このような配置のことです。
このような配置では、順に左足、右足、左足、と踏んでみましょう。このようにすれば、交互で踏むことができます。
この配置は、足を上パネルから下パネルに動かさなければならず、足の移動距離が長いため、難しい配置として知られています。この配置がしっかりと踏めるようになれば、遊べる譜面の幅は大きく広がることでしょう!
捻りとスライド
次は、いわゆる横ビジ、というものを見ていきましょう。横ビジとは、先ほど紹介したビジステップが横向きに降ってくる配置のことです。
この配置を踏みこなすには2つの方法があります。
一つは「右足、左足、右足」と踏むもの。これは「捻り」と呼ばれるものです。3歩目の左矢印を右足で踏もうとすると、正面の画面を見つつ身体が横を向く、つまり身体をひねって踏むことが名前の由来です。
もう一つは、「右足、左足、左足」と踏むもの。このような踏み方は「スライド」と呼ばれているものです。言葉通り、足をスライドさせて踏むことからこの名前で呼ばれています。
捻りは交互で自然に踏むことができるという一方で、スライドは上体を安定させられるという利点があります。両者ともに違ったメリットがあり、上達のためにはどちらもできるようになるのがベストですが、まずは捻りで交互に踏む感覚を身に着けることをおすすめします。横ビジまで踏めるようになれば、もうDDR初心者は卒業、胸を張って次のステージ「初級者」へと進めることでしょう!
ちなみに捻りを頑張るといずれこういう譜面が踏めるらしいです。たのしみですね
その他有益ブログの紹介
今回はステップを中心に解説しましたが、選曲方法がわからない、服装や靴はどうしよう、といった悩みは尽きないと思います。そんな時は、B4UTOGでもあるニッケルさんのこちらのブログがおすすめ!ここに書いていないけど初心者に大切なことはだいたい全部ここに書いてあります。合わせて読みましょう。
さらに、DDRにある程度習熟し、さらなるステップアップを狙いたいという方は、ゆらゐさんによるこちらの記事を読むとよいでしょう。今回紹介した「捻り」の発展形となるステップが多く紹介されています。足12からの中級譜面、足15からの上級譜面はもちろん、足18や19といった超上級譜面に対応するためにも有益な情報がたくさんあります。
さいごに
今回は、DDRのステップの基本を紹介しました。
これだけのステップがしっかりできるようになれば、DDRの譜面がかなり遊べるようになっているはずです。低難易度から少しずつ、DDRの楽しみを味わっていきましょう!
さあみんなも、Let's DDR!!